近畿高校女子駅伝前日

　早朝より和歌山県上富田町へ車２台に分乗して出発しました。明日は近畿高校女子駅伝で，今日はコースの試走です。１０時前に到着し，ウォーミングアップの後，１，５区と２，３，４区に分かれて試走を行いました。

　駅伝は富田川の両河岸を利用した約２０ｋｍの周回コースで行われます。北岸は主に国道を走ります。南岸は山が迫り，アップダウンや曲がりくねった場所があったり，二人の並走がやっとの狭い場所があったりします。２，３，４区がこれに当たります。ですから，車での試走にも気を遣います。ここでアクシデントが起きました。選手を走らせ，それを回収していく途中でなんとコース中最も狭い場所で大きなワンボック車と鉢合わせしてしまったのです。

　右は民家の土塀，左はガードレールで共に２０ｃｍぐらいしかスペースがありません。これが約１０ｍぐらい続きます。向こうはバックする気配もなく，仕方がないので後続車がいなかったのでわたしがバックをすることにしました。うまくバックをしていったのですが，右に松の木があり，その枝が引っかかりそうなのでハンドルを切替えして，ミラーを格納して何とかすり抜けました。その時車の後部で鈍い音がしました。バックのカメラを見てみると，低い松の木が目に入りました。降りてみると，道はバック方向へ少し右に振れており，車の進行した左側にはブロックが２段に積まれた三角形の出っ張りがあり*1，その植えに小さな松の木が植わっており，その木の枝に当たった音でした。バックの窓は，生徒のカバンで視界がよくなく，その上，右のマツの枝に気がとられ，バックカメラをしっかり確かめなかったのがミスでした。後続車が数台止まっていたので，当たる様子は見えていたのにちがいありませんが？。

　試走を終え，開会式に出席した後，宿舎へ入りました。白浜にある旅館です。夕方には生徒を連れて真っ白でサラサラの砂の浜で有名な「白良浜」へ散歩へ出ました。白い砂浜や暮れゆく風景に生徒は大喜び。「やばい」「やばい」の連発です（なんでやばいのか？）。早速砂の上に手形を押し，記念の文字を書いていました。まあ，かわいらしいこと　(^0^)　。

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*1:出っ張りには使い古しのタイヤが立てて置いてありました。よく当たるのでしょうね　(--#)　。