最後の立会演説を聞きに

　明日はいよいよ総選挙となります。夜の７時３０分から最寄りの駅で，ある候補の最後の立会演説があり，それを聞きに行ってきました。何と物好きなとお思いでしょうが，実はこの候補者はわたしの中学校の時の同級生なのです。

　彼とは一度も同じも同じクラスになったことはありませんし，彼はバレー部，わたしは陸上競技部で，部活も異なりあまり会話を交わしたことはありません。３年の時はわたしは５組の学級委員長，彼は他のクラスの委員長でした。そんなことで，彼とはほとんど会話を交わしたことはありません。けれども，彼とわたしは共通する仲のよい友だちがいました。なんか不思議な関係です。

　最初の選挙は「落選」でした。その際，わたしは組合活動の一貫で選挙活動をする前の期間に，ある手伝いをしたことがありました。後日，その時の話をするとえらく感激をしていました。２回目の挑戦で見事「当選」し，衆議院議員となりました。今で２期目が終わったところです。２期目からは国会でも活躍し，テレビでの露出も多くなりました。

　当選してからも毎月曜日の朝，最寄りの駅で朝立ちをしています。電車を利用して通勤していたときには，毎週あいさつを交わしていました。また，あるときは子どもを連れているときに，たまたま演説をしている場面に遭遇し，息子が議員バッチを触らせてもらったこともありました。

　７時３０分，彼は駅前に到着するとすぐに握手に回り出しました。わたしも握手をして「ありがとう」との言葉に，「頑張れよ」と一言だけ声をかけました。演説の方は「明日日本が変わります」のフレーズが多かった。どう変わるの？　地元なのだからもっと具体的に自分はどういうポジションで働きたいなんて大風呂敷を広げて欲しかったな。でも，期待しています　(^0^)　。

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