雷雨で競技中断2回−インターハイ4日目−

「雨による中断」



午前中は日射しもありよい天気でしたが,昼からは雲行きがしだいに怪しくなってきました。もともと今日は降雨の予想だったので,雨を覚悟していましたが,雷を伴う激しい雨になることは知りませんでした。その結果,競技の中断が2回,競技の終了時間は予定よりも90分程度遅れて,8時30分ごろに終わりました。


 1回目の中断は3000m障害の第2組がスタートしてから雨の様子が変わりました。半端でないスコールで,雷鳴が響きました。それで,第3組から安全対策のために競技中断となりました。総務からの指令で,競技に係わる全コンピュータの電源を落とし,様子を見ることとなりました。現在の陸上競技は電子化が進み,コンピュータなしで審判をすることは不可能となっています。また,写真判定室では4台のカメラからの配線,ピストルと連動した配線,ランニングタイマーからの配線などがあり,それらの配線も落雷によるトラブルを避けるためコネクターから抜きました。


 中断50分,ようやく雨も上がってきました。途中停電などもありましたが,80分遅れで試合が再開されることが決まりました。試合開始まで30分,写真判定装置と連携するすべての機器について動作確認を行い,一部電子機器にトラブルがあったものの,ニシスポーツさんの迅速な対応もあり,ギリギリ再開時間に合わせることができました。しかし,1時間程度して再び雨雲におおわれ,雷鳴が響きました。そして,またもや中断。2回目なので,今度は混乱もなくトラブル回避のための作業をすることができました。今回は15分程度で天気も回復し,競技がすぐに再開されました。



 最終種目,男子5000mが終わり,表彰式が終わったのが予定を1時間30分オーバーして8時半でした。今日は写真判定員にとってはトラブル処理のよい経験ができましたが,生徒にとって天候によって運不運が左右されたりで気の毒でした。明日も午前中は雨が降るようですが,最終日です,精一杯頑張ってください p(^^)q 。


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