美味、桜肉

すき焼き



 昨晩、高大連携生物講座の後、四人会がありました。四人会は、昔同じ学校に勤務していた親しい四人が集まる会です。ですが、今年2月にメンバーの一人の書道の先生が亡くなり、3人で集まっています。


 今回は桜肉を食べることになりました。桜肉の刺しは何度も食べたことがありますが、こんなに厚い刺しを食べるのは初めてです。肉の部位は数種類ありました。桜肉は牛肉よりも淡泊で、ほんのり甘みがありました。白色のものは「こうね」と呼ばれ、馬のたてがみにある脂肪です。αリノレン酸を含み、こってり感もなく食べることができます。


 刺しの後は、桜鍋をいただきました。桜鍋はすき焼きです。明治の文明開化で牛鍋をたべるようになりましたが、当時牛肉は高価なため馬肉でごまかすこともあったそうです。桜肉の「桜」とは、熱が加わるとほんのり桜色になるからとか、桜の咲く時期に美味しくなるからとか、幕府の馬牧場が千葉の佐倉にあったからとか言われています。すき焼きも、軽く火を通すだけで、やわらかく、刺し同様牛肉よりも淡泊な味で美味しくいただきました。


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