ドラマ「クライマーズ・ハイ」


クライマーズ・ハイ

クライマーズ・ハイ


 NHKのドラマ「クライマーズ・ハイ」を見ました。久々に、NHKらしい、骨のあるドラマに出会いました。「半落ち」で有名になった横山秀夫さんの作品のドラマ化です。


 時は1985年8月12日、群馬県の地方紙の遊軍記者・悠木和雅(佐藤浩市)は、日航ジャンボ機123便墜落事故の担当デスクとなります。新聞社内の人間関係に翻弄されながら日航機事故の報道を手がけます。主演の佐藤浩市や脇の役者の演技が光ります。皆さん本気モードって感じですね。岸本加世子も久々に見ました (^_^) 。


 タイトルとなっているクライマーズ・ハイとは、登山中に興奮状態が極限にまで達し、恐怖感が麻痺することです。ドラマの中で、赤井英和佐藤浩市に言っていました。なぜクライマーズ・ハイなのか、次回後編で明らかになるでしょう。


 このブログでも以前書いたように、私は日航機事故で高校の陸上競技部の後輩を亡くしました。また、この時は、教職1年目で、全国高等学校定時制軟式大会で東京へ来ていました。ですから、日航機事故については強烈な印象をもっています。


 このドラマには、当時のテレビ報道が使われているので、池上彰さんがレポートをしていたり、当時「ニュースセンター9時」のキャスターをしていた松平アナウンサーが報道をしているところが見られました。


 最近、社会派の骨のあるドラマが少ないように思います。ラブストーリーや学園ものも良いですが、その手の番組は少し食傷気味ですね。


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